本コースでは、主に一般で論文的な文章を作成する場合、あるいは、相手に提出する書類
等に論述的な記入を必要とする場合の「論理的」な文章作成能力を養うことを目的とします。論理的な思考や記述には、しかるべき方法論(手法)があり、その
手順を踏まえるコトで、相手にとって解りやすいスムースな文面が作成出来るのですが、残念ながらその方法というのが、なかなか的を射たものが少ない(無
い)のが現状です。逆に、筋道だけを公式的に述べられたものは、抽象的で解り難く、習得に時間を要します。
そこで、基本的な論理構造の組み立て方(骨組み)と、より具体的な例をあげながら説明能力をアップさせることを目的として文章(表現)を肉付けして行く
ことで、どのような表現方法がより効果的で、相手に対して解りやすく意図が伝わるかを、実践形式で学んでいきます。通塾での授業形式、通信での文章添削お
よび、模擬プレゼン(授業)のスキルアップ・・の、3コースから選べます。
ー(論理的に・・とは(一般向け))ー
言葉によるコミュニケーションで、比較的長い文章で何かを表現する場合、その文章が順序だっている、あるいは内容に矛盾が無い等の必要があります。その
際に重要なのが、「論理的」であることで、具体的には、いま行われてる会話や話題について、その内容に「則した」ことを書いているか(表現出来ているか)
が、最も重要な点です。そのコトを踏まえていれば、あとは個々に具体例や反例をあげていきながら、自身の結論に文章を近づけていくことで、筋道だった論述
になっていきます。
実際の会話(プレゼン・講義(授業)等)では、淡々と事実関係だけを述べて論理的に表現するだけでは、気持ちの面で、相手に対して逆効果なこともあり、
「理に落ちる」事も少なく有りません。ですので、文章による表現なのか、それとも会話形式の中での表現なのかでは、若干の使い分けが必要になります(基本
理論は同じです)。